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FINAL FANTASY Xの好きなキャラとその魅力


とにかく衝撃的だった。

中学生の頃、PS2を購入して
2本目に買ったゲームが
『FINAL FANTASY X』だった。

ファイナルファンタジーを
プレイしたことがなく、
RPGというジャンルも
そこまで好きではなかったが、
友達に勧められて
とりあえずやってみたのだ。

幻想的な音楽
美麗なグラフィック
謎を秘めたストーリー

「最後かもしれないだろ?
だから ぜんぶ話しておきたいんだ」

というセリフから物語が始まる。
最初プレイしたときは
それが何を意味しているのかが
まったくわからなかった。

メインキャラクターが集合している
悲壮感漂うオープニングから
舞台は主人公の住んでいた街
ザナルカンドに切り替わる。

ザナルカンドは高度な文明をもち、
人々は華やかな生活を送っていた。

主人公、ティーダは
ブリッツボールのスター選手。
その街では水中で行われる球技、
ブリッツボールが大人気で、
ティーダが街を歩くと
人々は大騒ぎといった感じ。

試合が始まるときの
ムービーシーンは
業界史上最強レベルのクオリティ。

PS4でリマスターされたこともあり
そりゃ綺麗に決まってんだろ、
という声も聞こえてきそうだが
PS2実機でプレイしていた頃の方が
他のゲームと比較したときの
飛び抜け方が半端じゃなくて、
特に街が爆発するエフェクトなんかは
ブラウン管テレビで見てても
「実写なんじゃないか」
と勘違いするぐらい
洗練されていた。

FF10のストーリーは
”破壊”から始まる。

「覚悟を決めろ。他の誰でもない、
これはお前の物語だ!」

赤い服を着た剣士
アーロンのメタ発言ともとれる
FF10を象徴するセリフは
物語に大きく関わってくる。


余計なあらすじはそんなところにして
ランキングの順位を発表していきたい。

FFシリーズはどれも好きで、
7、8、13は特にやりこんだタイトルだが
今回はFF10に絞って考えたい。
X-2は含めない。

あと、どのようなランキングかと言えば
上位3位までを紹介して、TOP5を発表する。
他は全ファイナルファンタジー大投票
リスペクトした形式で書いていこうと思う。

あくまでも私の好みで作成したランキングです。
異論があるならかかってこいよ。
「それはお前のランキングだ」
に勝てるセリフ思いついてから
俺を殴りに来い。

目次

キャラクター

1位 アーロン
2位 ユウナ
3位 リュック
4位 ジェクト
5位 シーモア


主人公入ってねーじゃねーかw
というのは置いといて、
3位から紹介したいと思う。



3位 リュック

選んだ理由は見た目っすw完全にww

アルベド族と呼ばれる一族の少女で
実はユウナとは従姉妹という関係性。

旅のパーティー内では
にぎやか担当と自称しているだけあって
明るく活発なムードメーカー。

FF10のストーリーは
暗くなりがちな場面も多いが、
リュックの存在というのは
バランサーとして
重要な役割を担っている。
バウンサーではない。



2位 ユウナ

『世界一ピュアなキス。』

というキャッチフレーズが
テレビで流れていたが、
まさに物語を進めるうえでの
清楚担当といえるキャラ。

FF10の魅力は何と言っても
その清潔感にあると思う。

「友情、努力、勝利」
が物語の王道と言われるように、
ユウナの純粋でまっすぐな姿は
王道ヒロインと言っていい。

かっこいい、かわいいは
メインキャラクターとして
必要最低限の属性だと思うが、
他の魅力として
応援したくなる、守ってあげたい
と思わせる属性を
ユウナというキャラクターは
持っている。



1位 アーロン

バリかっこいいっす。漢っす。

ユウナの父である大召喚士ブラスカと
共に旅した「伝説のガード」です。
他のメインキャラとは違う視点を持つ
物語の案内役とも言えるキャラクター。

グラサンに髭という
渋い見た目をしている。
身の丈ほどの大きな剣を扱うこと、
パーティーの精神的支柱であること、
重要な局面での名言などなど、
惚れちまう要素モリモリである。
男の子ってこういうのが好きなんでしょ?

パーティーに加わる際の
ムービーシーンでは、
片腕を上に振り上げて
剣を構える場面があるのだが、
アーロンには
腋毛がないことが確認できる。
これも清潔感。
20年後でも通用する審美的感覚。
流石としか言いようがない。

説明が雑になったが、
アーロンというキャラクターは
ゲームをプレイすれば
好きになるようになっているのだ。
それが真理。世界が選択したこと。

仲間の願いを叶えるために
奮闘する様は
清らかで愛おしい。
義理堅い男、それがアーロンである。


ボス&召喚獣

1位 シーモア
2位 シン
3位 アニマ
4位 バハムート
5位 ヨウジンボウ


TOP5にしたのを後悔した。
ユウナレスカとかヴァルファーレとか
書きたいのが多すぎて困った。


3位 アニマ

シーモアが使う召喚獣。
特定の条件を満たせば
入手することができる。

初登場時の圧倒的存在感、
インパクトのある見た目、
オーバードライブ時の
オラオラのラッシュ感、
素晴らしい……

アニマの名前は
ラテン語の生命や魂を指す。
男性が持つ女性的な
心理学的性質。
幼少期の母の投影とか
そんな感じのものらしい。

物語において
アニマがどのようにして
召喚獣になったのか、
と言うのがやんわりと
明かされるのだが、
凄まじい理由なので
是非、その目で確認してほしい。
アルティマニアという
攻略本に詳しく載っていたと思う。


2位 シン

冒頭で主人公の住む街
ザナルカンドを破壊した怪物。

FF10というゲームは
このシンという存在を
消滅させることが目的となる。
なので、物語においては
一番重要な立ち位置。

sinとは罪のことで
冒険の舞台となる
スピラに住む人々の
罪が具現化したもの
みたいな感じ。

機械の技術が発達して
怠慢になった人々を
罰する存在。
エボン教という宗教が
スピラに広まり
質素倹約こそが
罪を償うための唯一の方法である
という教えの下に、
人々は細々と生活し
機械に頼らないで生きるという
現在の平和な状況に至るのだが、
機械文明どころか
数年に一度、大きくなった町が
シンによって破壊されるという
理不尽な制裁システムのおかげで
文明はいつまで経っても発展していない。

宗教、機械、召喚士、シン
この4つがFF10の物語を構成する
キーワードになってくる。

シンとは何なのか?
それを知ったとき、FF10のファンになるのである。



1位 シーモア

キャラクター部門でもランクインさせてますが、
それぐらい好きなんですよ。

とにかくイケメン。
ただ、ストーリーを進めていくと
「何だこいつ」
ってなる場面に何回か出くわす。

グアド族の族長でありエボン四老師の一人。
なので、お偉いさんである。
初登場時から胡散臭さ満載で、
こいつがボスなんだろうと思いながら
プレイしていた当時の記憶がある。

実際に戦闘する場面があるのだが、
何回か戦わなければならず、
しかも、よしこれからだ!
って時に戦闘になるので、
終盤になると
またかよ……ってなりがち。

はっきり言ってウザいやつなのだが、
過去の話を知ると
なるほど、と納得できる。
深みのある人物である。

物語中盤では
ユウナと政治的に仲良くしてくる。
馴れ馴れしいどころか
軽々とライン越えするので、
こいつは殺さなければいけない
と、決意した人も多いと思う。



音楽

1位 ビサイド島 Piano ver
2位 シーモアバトル
3位 Otherworld
4位 襲撃 Piano ver
5位 The Splendid Performance


浜渦正志率高めだが、好きなので仕方がない。
5位に関しては虚を衝いたわけではなく、
爽やかで本当に良い曲なのでぜひ聴いてみてほしい。


3位 Otherworld

冒頭で紹介した
ブリッツボールのシーンで使われている
かなり有名というか人気な曲。

まあ説明不要のかっこ良さがある。
作中でも異質で際立っていて
現代的な汚さというか、
ザナルカンドの街並みにピッタリで
シンがぶっ壊しにくるのも納得な
罪深い曲である。



2位 シーモアバトル

これも有名というか人気な曲。

タイトルを見ればわかるとおり
シーモアとの対決の時に流れるのだが、
盛り上がり方が半端じゃなくて
バトルそっちのけでBGM聴いちゃう
みたいな、

無機質でつまらないエレクトロニカ
なのかと思いきや
ビートのパワーでゴリ押してきたり、
単調になるかと思いきや
違和感のある変化をしたり、
とにかく聴いていて飽きない
予想を超えた楽しい曲である。

似てはいないが
Princeの曲みたいな魅力を感じる。




1位 ビサイド島 Piano ver

「Piano Collections FINAL FANTASY X」
に収録されているピアノバージョン。

作中で使われている「ビサイド島」も
明るく柔らかな感じで、
これまでの暗い印象が吹っ飛ぶような
物語においての空気の入れ替え役となっている。

ピアノバージョンはとにかく音の響きが良くて
初めて聴いたときは、
ピアノでもここまでの表現の幅が出せるんだ
と、子供ながらに驚愕したのを覚えている。

音の強弱だけでなく、
リズムを早めたり遅くしたり、
弾むようにしたり、沈み込むようにしたり、

音楽での表現とは何なのかというのを、
この曲を聴いてから考え始めた。
結局、答えは現在でも出せていないのだが、
言語化できていないのと、
反復可能なシステムになってないだけで、
答えは「ビサイド島」を聴けばわかる。



総評

ランキング形式にしたのが
失敗だったのか成功だったのか、
書きたいことが多すぎて
まったく修まりがつかないが、
とりあえず
好きなものを書けたのでいいだろう。

FF10は私にとって
色々な転換点となった作品で、
音楽もそうだし
RPGをやり始めるきっかけにもなったし
声優オタクになるきっかけにもなった。

いまだにFF10の影響で
石川英郎さんと諏訪部順一さんの
ラジオを聴いていたりする。

私の記憶が正しければ
石川さんと諏訪部さん両者の初対面は
FF10だったはずだが、
それが20年経っても尚
仲が良くて一緒に仕事しているというのは
ファンとしても感慨深い。

なんというか
ゲームとして面白いだけではなく、
あらゆる人たちの人生を
大きく変えた作品なのだと考えると
もの凄いパワーを秘めているのではないか
なんて考えてしまう。

少なくとも私にとってはこのFF10が
自分の心で感じたままに
物語を動かしたきっかけの作品になった。

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