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夢とは何か 目標との向き合い方


中村です。

夢というと、2種類あると思います。

寝てるときに見る夢と、
将来叶えたい夢。

私は寝ることが好きですし、
夢を見ることも好きです。

直近で見た夢は、
中学時代のそんなに仲が良かったわけでもない友人と
プールで遊ぶという内容でした。

夢を見ていると、「なんでお前が??」
と思うような人がたまに出てきたりします。


今回の記事は、寝るときに見る夢ではなく、
将来の目標、としての夢です。

人によっては
「夢なんて見るもんじゃない」
とか
「将来の夢なんか持つな」
という人もいるかと思います。

私自身もその意見に賛同できる部分はあるのですが、
せっかく一度きりの人生なんだし
夢に浸るぐらいいいだろ、という理由で
”夢は持っておいた方が良い”派の人間です。

夢を見るのは楽しいもので、
ほとんどの夢は願望として終えるのですが、
過去に思い描いてきた夢は
振り返ってみると、自分がその時に何を目標にしていたのか、
どういう自分に成りたかったのかを
確かめるための道しるべになっていたりします。

例えば私の場合、
小学生低学年の頃はおじさんに憧れて
ITエンジニアになりたいという夢を持っていました。

自分が好きなゲームを作って
それを他の人がプレイして喜んでくれる未来を
想像していたことを覚えています。

小学校高学年になると、スポーツが楽しくなって
持っていた夢も変化しました。

その時は夢というより目標を掲げていて、
空手で県1位になることと、
ハンドボールで全国大会に出場することが
当時のバイタリティでした。

そのためにたくさん練習したのを覚えています。
どういう練習をしていたのか、
なぜその練習をしようと思ったのかまで
鮮明に記憶しています。

中学生になると野球部に入部したことで、
夢もプロ野球選手になるのが目標、
甲子園に出場することが目的、
という風に、細かく筋道を立てるようになります。

練習内容もそうですし、
中学の大会でベスト8以上に入って
強豪高校に進学し、甲子園に行く。
甲子園で活躍してプロに入る。

みたいな、そんなにはしっかりしていない
ざっくりなロードマップでしたが、
初めて自分のサクセスストーリーを思い描いた
貴重な体験でした。

高校に進学する頃には
自分の持っている能力を現実的に判断するようになり、
夢もプロ野球選手ではなく、
その当時にハマっていたダンスを職業にできないかと
考え始めました。
とは言っても、ダンスで生計を立てている人が
その時代はあまりいませんでした。

EXILEとかダンスボーカルユニットであったり
バックダンサー、振付師、遊園地などのショーダンサーなど
数が限られていて、母数も少ないという
険しい道のりでしたが、

最悪、ダンサーではなくどこかの劇団に所属して
役者として活動できればいいかなと、
中学時代よりリスク管理に思考が寄った筋道を立てていました。


こうやって思い返してみると
私の場合は夢とか目標というのが
コロコロ変わっていってるのを実感します。

社会人になってからもそうで
将来何がしたいかが変わるごとに
就いている職業を変えてきました。

なので器用貧乏といえばしっくりくるのですが、
様々な経験を積んだことによって、他の人との差別化ができた
というポジティブな要素が見つかったりします。


夢は自分が成りたかったものを思い出す記憶装置です。
タイムカプセルみたいなものですかね。

大人になると、夢というのは持たなくなります。
というよりは持てなくなる感じでしょうか。

仕事を始めると成果を求められますので、
自分の理想とか願望は不要とされるわけです。
会社とか社会が想像するビジョンに沿って
行動することになります。

なので自身の夢というよりも
組織の目標に対して尽力するというのが
大人の夢といえるでしょう。

目標というのは想像するものではなく
既にあるものや歴史的なものから発想されるので、
夢と目標の違いは、真新しいものかそうでないかだと
私は考えています。

例えば
イチローのようになりたいというのは、
夢ではなく目標だということです。

特定の人物を目標に
自身の行動規範とするとき、
能力差がネックになったり、
高すぎる目標だと感じることが多々あります。

しかし、実際は
高い所にその人物がいるわけではなく、
同じ地平線のどこか遠くにいるわけです。

その人に近づくための道筋がわからなくなったり、
その人との距離が遠すぎて近づけているのかわからなくなる
そんなときでも、少しずつ歩むことが大事です。

それは人物ではなく数字だったり、出来事に対しても同じです。
目標に対してどうすればたどり着けるのかを考えるのも大切ですが、
歩き続けることも重要です。

夢と同じく、立てた目標というのは道しるべになります。
その時に何を考えていたかを思い出せれば、
進む方向性を間違えていても、すぐ原点に戻ることができるはずです。

あとは当たって砕けろの精神でもう一度前進するのです。



これが、私の考える夢とか目標に対する考え方です。
抽象的過ぎてわかりずらかったかもしれませんが、
成りたい自分になるためのメンタリティというのは、
どの業界でも使える応用可能な考え方ですので、
気に入った方は是非マネしてみてください。

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