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苦しさから逃れる方法


中村です。

苦しいのは誰だって嫌なものだと思います。
特殊な方々もいらっしゃることは重々承知しておりますが、
今回の記事は苦しいのが嫌な人向けの内容になります。

かくいう私も特殊な人側の人間で、
苦しいとか痛いとかをあまり苦にしません。
嫌なのはイヤなんですけど、報酬を得るためなら気にならないタイプです。

私が嫌いなのは、めんどくさいことと、やっても意味がないこと。
特にやっても意味がないというのは、無駄でしかないので、
喪失感が半端じゃなく死ぬまで忘れられないぐらい後悔します。


苦しいことは恐怖ではありません。
恐怖と苦痛は別のものだと考えています。

恐怖とは襲い掛かってくるもので、不安と同義だと思います。
苦痛とは自ら率先して受けにいくものではないかと思うのです。

恐怖や不安はどうしようもないときがあるのは事実ですが、
だいたいは知識が自分を助けてくれます。

「筋肉は裏切らない」
というワードが一時期人気でしたが、
恐怖や不安と戦うとき、筋肉は裏切るときがあります。
そういうときに助けてくれるのは知恵や知識です。

例えば野球においては
9回ノーアウト満塁、1点差のピンチのとき
私がキャッチャーだったとして、
フィジカルな要素でピンチを切り抜けることは難しいかと思います。
人によっては緊張で体が上手く動かせなくなることもあるでしょう。

ガチガチに緊張して何もできずに負けるぐらいなら、
同点になってもいいからゴロを打たせてゲッツーを狙いにいこうとか、
パスボールしてもいいから三振を狙いにいこうとか、
その状況を打破するための知恵と判断力と観察力が求められます。

苦しい場面での経験は人生を生き抜くための大きな財産です。
苦痛というのは乗り越えられる人にしか与えられません。
乗り越えられないと感じたらそれはもう恐怖です。


他人から与えられる苦痛というのもありますが、
それは意味がないものです。無駄なものなのです。

他人から叱られたり、罰を受けたりしたことで
自分が成長できたと感じたことがありません。
イジメや誹謗中傷などはもってのほかで、
倫理的にとか考える前に時間の無駄です。

他人を攻撃することはよくありません。
許容できる攻撃なら馴れ合いでいいのでしょうけども、
痛めつけるための行為なのであれば止めるべきです。
自分のためになりません。

攻撃された側も反撃してもいいですから、
さっさとその関係性を終わらせた方がいいです。
そういうときに思い出してほしいのは
本当にどうしようもない状況というのは無い
ということです。
考えても逃げ方がわからないのであれば
いろんな人に聞いて知恵を分けてもらいましょう。
それも不可能となれば自分をは一回死んだと仮定して
逃避行しましょう。


他人から与えられる苦しみの果てに
達成感とか報酬はありません。

「そんなことはない、私は達成感を感じたことがある」
という人はもう一度考え直してみてください。
それは他人から与えられた苦痛を乗り越えた達成感ですか?
それとも自分で自分を追い込んで得た達成感ですか?

自分の考えを強要するわけではないので、
あくまでも自分が直観的に感じたことを真として
私のボヤキを聞いておいてほしいのですが、

課題とか苦痛とかプレッシャーなんてものは
自分が自分に与えてこそ意味があると思うのです。

自分が設定したハードルを越えたときに
達成感を感じるからです。

他人が設定したハードルは
あてにしない方が良いのでしょう。
他人は自分のことをそこまで理解してはくれません。
設定するハードルの高さを見誤ることがほとんどです。

もし、正確に自分に合わせたハードルを設定してくれる人がいれば
それは名指導者ですから、絶対にその人から教えを請いましょう。
たまにそういう人がいます。
私がダンスをやっていたときのコーチがそれでした。


スポーツでも勉強でも、何をするにしても
良い指導者がいると自分の能力を伸ばすチャンスです。

名指導者とは、ほどよい苦しみを与えてくれる人です。

ボディビルのトップ選手には
今日どういうトレーニングをするのか、何を食べるのか
わからないという選手もいるらしいです。

自分のことなんだからそれぐらいは知ってるだろ
と、私はツッコミをいれたかったのですが、

コーチが指示したトレーニングを黙々とこなし
出された食事をただただ食べるだけで、
考える必要がない。考えるためのカロリーがもったいない。
のだそうで、
なるほど、と納得せざるを得ませんでした。

ボディビルディングというのは
筋肉を極限まで大きく育て、脂肪を極限まで落とす競技ですから、
やることも究極なのですね。

おそらくトレーニングしている側も
苦しいと感じることがないでしょう。

やることをしっかりやるだけで
成果がでるわけですから
それはもう楽しいことでしょう。


まとめると、
苦しみから逃れる方法とは

一回自分は死んだと仮定して、
新しい自分になる、という目標を持つ。

良い指導者に巡り合う。

自分が苦しみのレベルをコントロールする。

といった感じです。
現在進行形で苦しんでいるという人には
なかなか受け入れずらい内容になってしまったかもしれませんが、
参考になれば幸いです。

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