中村です。
2022年のプロ野球は3月25日(金)に開幕します。
3月14日現在ではオープン戦が始まっており、
今回はその結果も踏まえてシーズン序盤の予想を書いていこうかなと思います。
相変わらずというか、セ・リーグの情報ばっかりで
パ・リーグについては知ってることだけ書く感じになりますが、
ヤクルト以外の球団を軽視する記事ではありません。
どちらかといえば、私が好きな選手、注目している選手を中心に
各球団について話をしていこうかと考えていますので、
ご承知おきください。
ちなみに、以前書いた順位予想はこちら。
まずは嬉しいといえば嬉しいし不安も残る話題にもなりますが、
2022年は久しぶりの入場制限なしでの開催になりそうです。
満員の球場をまた体験できると思うとワクワクが止まりませんが、
これは感染防止対策を個人でも徹底するという想定での発表でしょうから、
もし観戦に行くのであれば、私もしっかり対策をして観なければならないと
今から気を引き締めております。
オープン戦の成績をざっと見ていくと、活躍してほしいピッチャーの仕上がりが早くて
それほど打高になっていないという印象がある。
現状で開幕投手に指名されているのが、
巨人、菅野vs中日、大野
阪神、青柳vsヤクルト、未定
DeNA、東vs広島、大瀬良
ソフトバンク、千賀vs日本ハム、未定
楽天、則本vsロッテ、石川
西武、高橋vsオリックス、未定
と、ほぼ決まっている。
ヤクルトは順当にいけば奥川が開幕投手を務めるのだろうが、
連覇がかかっている今年の開幕投手を任せるかどうか。
石川、小川の調子が良さそうなので経験者に頼る可能性もある。
また、ここにきて高橋奎二も結果を出したし、
ローテーション的には中4日で開幕を迎えることになるので、
開幕3戦目以降が濃厚だが、ない話ではない。
ローテーションでいえば18日のライオンズ戦に先発した投手が
開幕投手になる可能性が高いだろう。
原、高梨という起用もあるかもしれない。
日ハムはマジで誰が開幕投手になるのかわからない。
ニワカ的には上沢じゃないのか? って感じだが
新庄監督の言う通り、カードの初戦で千賀、山本のようなエースと投げ合うより
2戦目3戦目に良いピッチャーを持ってきて勝ちを拾うという考え方もある。
ただ、私が投手だったとしたら「お前がエースだ」と開幕投手に指名された方が
気分が乗るし、チームとしてもエースを中心に日程を考えるだろうから、
そっちの方がやりやすいと感じる。
開幕の相手である千賀が気分を良くして今年の序盤は暴れるんじゃないかと勝手に予想している。
オリックスは山本由伸で間違いないだろう。
去年の沢村賞投手を初戦にもってこないでどうする。
最近は争いごとを好まない性格の人が多いことは周知の事実だが、
年下の宮城なんかに開幕を任せたりしたら私だったらキレるに違いない。
日本一を目指すチームなのだから小手先の戦術など必要ない。
オリックスのエースは山本由伸で間違いないし、チームも本人もそう思っているだろうから
体調が悪いとかじゃなければ、開幕投手は山本由伸で決まっているだろう。
山本なら他のチームのエースにも勝てる。
菅野vs大野は、まさにエース対決といった感じだが、
菅野がイマイチ調子が上がっていないように思える。
全体的にボールが高めに浮いてしまい、高低のコントロールが安定していない。
ボール自体に力はあるが高めの球を打たれて成績が伸びていないようだ。
とはいえ菅野なら開幕には間に合わせてくるだろうという予感はする。
大野は成績も実力も開幕を任せたいと思わせる状態だ。
大野も高めを痛打されている印象だが、調子は悪くなさそう。
柳がかなり仕上がっていて、沢村賞も狙える成績を残しそうだが
開幕投手は大野に譲る形になった。
柳は気が強そうだし、目の上の瘤が一つぐらいあった方が燃えるかもしれない。
阪神の青柳は去年の成績、ヤクルト戦の相性から見ても
納得の起用だといえる。
去年の2戦目もヤクルト戦で勝利を上げているので
お得意様から開幕戦の勝ちを拾いたいところだ。
余談ではあるが、青柳選手は家族全員ヤクルトファンらしい。
だからヤクルト戦に強いのか? と勘ぐってしまう。
村上、サンタナ、中村あたりを抑えられれば順当に勝てるだろう。
東vs大瀬良は、名前だけ見れば大瀬良に軍配が上がりそうだが、
私はあまり東が格下という風には見ていなくて、
開幕投手に大抜擢、というのは間違いないだろうが、
東のチェンジアップとスライダーは調子がいいと
打者が全然タイミングが合っていないような空振りをするので、
持っているものはピカイチ。
怪我さえなければ最優秀防御率のタイトルも取れるかもしれない。
対する大瀬良もオープン戦でしっかり成績を出している。
森下、九里が開幕投手でも疑問はなかったが、
実績もチーム内での地位も加味して大瀬良に決まったのだろうか。
四球を出さない安定感のある投球はエースらしいと言えるし、
4年連続の開幕投手なので、任せろという感じかもしれない。
ただ、ちょっと痩せたような印象があるがそこだけが不安である。
ソフトバンクの千賀は、ポテンシャルだけなら他の開幕投手より格上だろう。
過去開幕投手を2回経験して無失点と、実績も十分。
コントロールがまだ定まってなさそうだが、力でゴリ押せる投手なので
そんなに簡単には打ち崩せないだろう。
日ハムが若手中心のオーダーを組んできたときに千賀を打てるのか注目である。
則本vs石川は、則本が順調に仕上がっている印象。
直近の登板で四球が多かったが、フォームに力みがなく安定して投げていたので
開幕戦は問題なさそう。
私が知ってる則本はもっと力感があるフォームをしていた気がするが、
怪我を経てから力をセーブするようにしたのだろうか。
石川歩はもっと球を低めに集められれば成績も上がってくるだろう。
何が凄いって打たれても全く崩れる印象がない。
ロッテとしては佐々木朗希を開幕投手に指名する手もあったとは思うが、
今年はロッテも優勝を目指すシーズンなので
冒険するよりは石川のような絶対に試合を作ってくれる安心感のある投手に
開幕を任せたのは当然といえば当然だと考える。
西武の高橋光成はフォーム改造が上手くいっているようで
テイクバックをコンパクトに上から投げ下ろす感じで
非常に打ちづらそうに見える。
今年はゴロアウトが増えるのではないだろうか。
去年のように開幕から勝ち続けて、終盤でも失速しないようであれば
最多勝などタイトル獲得も見えてくるかもしれない。
さて、開幕投手の話は終わりにして
キャンプ、オープン戦を観ていて私が注目した選手なのですが
オリックスの、来田涼斗外野手と紅林弘太郎内野手
ロッテの、廣畑敦也投手と高部瑛斗外野手
楽天の、安田悠馬捕手と弓削隼人投手
ソフトバンクの、田中正義投手と田浦文丸投手
日ハムの、達孝太投手と万波中正外野手
西武の、隅田知一郎投手と佐藤隼輔投手
ヤクルトの、内山壮真捕手と濱田太貴外野手
阪神の、遠藤成内野手と桐敷拓馬投手
巨人の、中山礼都内野手と大勢投手
広島の、玉村昇悟投手と中村奨成捕手
中日の、石川昂弥内野手とブライト健太外野手
DeNAの、入江大生投手と森敬斗内野手
こちらについては次回の記事で書いていこうと思う。
目次
コメント