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次の日気づいたら覚醒していたという経験



中村です。

昨日はできなかったことが、
今日はできるようになってる。

という経験はありませんか。

練習してもできないから寝たらできるようになったりとか
私はそういう経験があります。

最初は中学生の時にギターの練習をしていた時、
GとかFコードといった薬指小指を使った指の運びが苦手で
1週間練習していても全くできるようにならなかったので、
「僕には楽器の才能はないんだな」と諦めていたのですが

ある日、パッとギターを手に取りFコードを押さえてみると
綺麗な音が鳴り、コードチェンジもぎこちなくではありますができるようになっていて、
自分でも何でできるようになったのかわからないまま
コードを押さえられるようになったのがまず一つ。

もう一つが、高校生になったときの逆立ちの練習です。
高校ではダンスをやっていたこともあって、
先輩からブレイクダンスもやれば、と提案されたので、
まずは逆立ちができるように1か月練習しました。

最初は後ろに倒れてしまうんではないかという恐怖と
手のひらを1か月の間何度も地面に着けるわけですから
手の皮が剥けてしまって絆創膏と包帯でぐるぐる巻きな状態で
授業の移動の間や昼休み、放課後と
毎日時間があるときに少しづつコツを掴むための練習をしていました。

まずは壁に足を預けて直立する感覚を掴み、
その後は壁の補助を外して後ろに倒れそうなときに
くるっと反転して怪我をしないようにする練習をしました。
ブレイクダンスで言うところの1990みたいな感じで、片手でくるっと回る練習です。

しかし、なかなか倒立することはできず
2秒ぐらいよたよたと歩くことはできるのですが、直立することができません。

どうしたら逆立ちができるようになるのかな、と考えていたら
ある日急にできるようになる日が訪れました。
それこそ寝たら次の日できるようになっていたのです。

どうしてそうなったのかというのは、自分でもわかっていないのですが
何故か次の日になるとできるようになっているという
魔法のような出来事が起こった経験があるのです。


今になってその正体というのが気になって調べてみたのですが、
なかなか有力な情報がなく、どういった現象なのかもわからないままです。

もしかしたら”できない”という自分が設定してしまっている限界が
次の日になると無くなっているだけなのかもしれません。

例えば”ノミのサーカス”のように天井を設定しているだけで
ノミが天井以上にジャンプをしなくなるように、
自分で限界を設定している以上に自分の技術というのは
上がらないものなのではないかと考えるのです。

マインドブロックとも言いますが、無意識に自分の限界を設定し
それが枷となって伸び悩むということは日常的に起こります。

限界というのは自分自身が設定するものですが、
それだけではなく他者からの影響も大きく受けます。
プロ野球の世界では大谷翔平選手が現れてからというもの
158キロが日本では最速で、160キロなんて大リーグと漫画の世界の話だったはずなのに
続々と160キロを投げる投手が現れて、当時の記録は今では騒がれるような球速ではありません。

選手もファンも、160キロは出て当たり前と感じ始めたのです。

誰かが飛び抜けた結果を残して、一般的な認識が上がると
それに伴って自分の設定している限界値も上がります。

そう考えるとレベルの高い環境に身を置くというのが
自身のスキルアップにつながることも理解できます。

今回の主題のようにいつの間にかできるようになっているというのも
誰からでもなく自分自身が
「こんだけ練習したんだから必ずできるようになる」
と無意識に思った結果なのかもしれません。


伸び悩んだり諦めようか迷っているときは
できるまで続けてみるか、ちょっと間をおいてからやってみるといいのかもしれません。

そしたら意外と何故かできたという体験が、待ち受けているかもしれません。

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