中村です。
現在、本ブログのアイコンにするための2Dキャラクターを製作しようかと画策しております。
自分で作ってみようかとも考えたのですが、私の平凡なデザインセンスでは売れるキャラクターは生まれないだろう、ということで
自分の分身とも言える大事なキャラですから、その道で活動しているプロフェッショナルに依頼してみる予定です。
キャラクターを作るといっても様々な要素を決めなければならず、2Dないしは3Dという選択肢や、男性もしくは女性、デフォルメされたかわいらしい記号的なものと、あたかもそこにあるかのような写実的なものといった多種多様な属性があるわけです。
仮に私自身が生身でキャラクターを演じると考えるとできることはだいぶ制限されて、
まず性別の壁は越えられないだろうし、かわいらしい記号的な見た目にはほど遠いのでそれも違うだろうし、写実的であるというのは実写なので当然なのだが、平々凡々な30代のおっさんの写真をブログのTOPページに表示したところで魅力がないどころか気持ち悪いことこの上ない。
だからこそ、別の容姿として二次元キャラクターを起用する、というのも一つの理由である。
私の容姿が他人から見て優れていたり、それこそ大衆にウケのいいキャラクターであれば、個性を前面に出し、売り込むことを販売戦略に組み込んだ方がいいのだろう。
自身の持っている特異性はビジネスにおいてはガンガン押し出すべきだ。売る商品のクオリティに魅力を感じて購入してくださるお客様というのはけっこう限られているし、欲しいと思っている人というのは往々にして、もう既に違う商品に目をつけていることが多い。
商品の比較をされるとクオリティで勝負になってしまうが、そこで付加価値として機能するのがキャラクター性だと思う。
どんぐりの背比べになってしまったときにお客様が気にすることは、信頼性だったりわかりやすさだったりするので、キャラクターというブランドが高ければ高いほど、商品の質が多少劣っていても勝負できる。
私自身もやはり、海外の知らないメーカーとSONYの商品を比較したらSONYを買うことが多い。商品の質が多少劣っててもね……。
ビジネスにおいてキャラクターとは広告塔であり、最近だと「バーチャルヒューマン」なる存在も登場し始めている。
写実的で一瞬だと本物の人間だと勘違いしてしまう見た目をしていて、不気味の谷を越えた違和感の無いさまは、新しいテクノロジーというよりも新しい生命体と言っていいだろう。実際には生物ではないので言い過ぎなのだが、バーチャルヒューマンの姿を見て自分と同じ人間だ、と思える領域にまで進化してきているのは確かである。
そこで疑問に思うのが、バーチャルヒューマンの内面的なキャラクター性とはどのようにデザインされるのだろうということだ。
リアルな人間に似た容姿をしているなら将来的に抱える悩みも同じで、個性とか人間性とか面白い話ができるかとか、外見ではなく内面で違いを生み出すのだろうと予想するが、有名Youtuberとかの所作や会話をAIが学習して最適化した人格が私たちと対話することになるのだろうか。
それだと人よりは優れていると言えるかと思うが、特出した魅力というのは生み出せないと感じるので、人間とはまた違った進化をするのだろう。
そういう意味では二次元のキャラクターは人間とは違う魅力を持っていながら記号的な属性を何重にも重ねられる点で優れているように思う。
そこに魅力を感じてこの度、作るのは2Dキャラクターにしようと決めたわけだが、果たしてこのブログの広告塔となるキャラクターにどんな属性をぶち込めば魅力を感じてもらえるのだろうかと考えている。
例えば教師とか、知的な感じでいいではないか。中身の人間はアレだけども、見た目ぐらいは偽っても許されるのではないか???
偽りの人格を演じるのを”キャラを作る”と言ったりするが、キャラは盛っちゃっていい。キャラクターとは外交するためにあるのだから、普段とは違う自分でいた方が傷つくということも少ないだろうし、感動というのは薄れるだろう。心から楽しみたいときには本当の自分でいればいいのだから、使い分ければ問題はない。
ただし便宜上、わかりやすいように本当の自分なんて書いたが、キャラも含めて全部自分である。
中身がAIであればキャラなんて作らなくても傷つくことなんてないのに、外見は二次元のキャラクターでも中身が人間だと泣きたくなることだってある。
キャラクターはそこまで優秀なものではないのかもしれない。
とりあえず、このブログのために作るキャラクターは、かっこかわいい見た目にしたい。(かわいい)ではないがニュアンスは合ってる。
そして、国語教師という設定で、でも昔ヤンチャしていたこともある感を醸し出していきたい。サブテキストを作るとキャラの魅力に厚みが増す。
ヤンキーが捨て猫に優しくしてるのを見たら感じるアレを演出していこう。良い人感。
と、かなり適当にキャラの設定を考えているが、それは半分おふざけ半分本気、みたいなノリで、実際に依頼する際はプロの意見も交えてちゃんとしたものを作ろうかと思います。
作り終わったらイラスト制作を依頼してみた流れ、みたいな記事も書いてみようかと考えてます。
目次
コメント