中村です。
私は歌うことが好きで、現在はマイクを2つ所持しています。
元々は10年前に自分で作詞作曲をして、作った楽曲をネットにアップしようと思い
DTM(デスクトップミュージック)用の機材を買い揃えたわけなんですが、
最近だと動画配信ですとか仕事用のオンラインミーティングに使われるのがもっぱらで
音楽用にはあまり使ってはいません。
昔はマイクと言えば専門の業者が使うものでしたが、
今では誰が持っていてもおかしくないと言いますか、
ネットでのやり取りが増えたことで一般的に普及したなと感じます。
ニコニコ動画全盛期ですと「歌ってみた」とか「生配信」が人気で、
そこで初めてマイクを購入した、という方も多いのではないでしょうか。
私もそのひとりで、ニコニコ動画に自身の楽曲を投稿できればと思い、
初めて安いながらもコスパがいいのはどれか調べて購入しました。
私が最初に購入したのはBEHRINGERの「XM8500」というマイクです。
当時買った値段は覚えていませんが、
現在と変わらず2,520円ぐらいだったかと思います。
それと同時にI/O(オーディオインターフェイス)も購入しました。
それがTASCAMの「US-144MK2」です。
もう生産終了しているようですが、いちおうAmazonでは買えるっぽいです。
こちらは当時20,000円ちょいぐらいで購入したと記憶してます。
今はだいぶ値下がりしていますが、
今からこれを買うなら後述するI/Oを買った方がいいです。
この「XM8500」と「US-144MK2」をいまだに使い続けております。
2つ合わせても3万円しないでこれだけ長期間一度も壊れずにいるのですから
良い買い物をしたなと当時の自分を称えてやりたいです。
音質も安い割にちゃんとしていて、初心者には十分な活躍をしてくれました。
操作性も録音するために必要な操作はすべて手元のI/Oで出来たので
満足のいく買い物だったと思います。
特に「XM8500」というマイクは圧倒的なコスパで、
ダイナミックマイクと言えばSHUREの「SM58」だろ、と言われる中、
さほど変わらない音質なのに半額以下で購入できるという神性能。
安物買いの銭失いを危惧するのであればSM58を買えば問題ないし、
とりあえず安くてぶっ壊れても損した気分にならないマイクが欲しい人は
XM8500を買えば問題ないかと思います。
何なら私が使っているXM8500はまだまだ現役ですので
とりあえず買ってみようかな程度のノリで購入しちゃっても良いでしょう。
震災の際にフローリングに叩きつけられていましたが、それでも壊れていませんでしたので、
安いから壊れやすいということはなさそうです。
これからも私はXM8500を使い続けることでしょう。
強いて言えば、音をしっかり拾える距離が狭いのと
電源のON/OFFがマイク本体についてないのがデメリットでしょうか。
ただ宅録ですとそこまで気にならない弱点かと思います。
時を経て2020年、コロナウィルスの蔓延により在宅ワークの時代が訪れます。
オンライン会議で通話の音質が悪いと、何度も「えっ?」と聞き返される時代です。
幸い会社から支給されているパソコンの標準マイクでもそこまで問題はないのですが、
イヤホンやヘッドセットのマイクを使うとどうしても音質が悪くなってしまったり、
音を拾う距離がマイクによってバラバラなので、
ちゃんと音を拾ってくれてなかったり、逆に拾いすぎて部屋の外の音まで聞こえてしまったりと
在宅ワークを始めたときは社員全員が自宅の集音環境の整備をしていた記憶があります。
住んでいる環境次第で最適な機材は異なるとは思いますが、
私が住んでいる家は外からの環境音もあまり気にならず集音できるので、
多少ノイズフィルターをかけてあげればクリアに音声を届けることができ、
Web会議でも雑音を指摘されることはありませんでした。
しかし、好奇心が湧き上がりそれだけでは満足できず、
最高の音質でWeb会議に参加したいと考えるようになってから
マイクを2つ購入しました。
正確にはマイクだけでなくイヤホンやヘッドセットも
計8つ購入したのですが、
ちゃんとしたマイクは2つです。
1つはaudio-technicaの「AT2020」です。
Amazonのレビューやネット記事の評判を見てもらえればわかる通り
ド定番のコンデンサーマイクとなっております。
私がXM8500を購入した10年前にも買うか悩んだマイクで、
当時からその実力は折り紙つきでした。違うのは価格で、
現在は10,000円程度、当時はまだ20,000円ぐらいはしたと思います。
記憶違いだったらすんません。。
そんなこともあり、次にマイクを買うとしたら
AT2020にしようと決めていたわけです。
価格も手ごろで性能も人気商品ですので間違いありません。
あと定番のI/OとしてYAMAHAの「AG03」を買えば
音声通話も動画配信も自宅録音も
大抵のことはできるでしょう。
AG03に関しては最近新型の「AG03MK2」が発売されたとのことで、
これからはAG03MK2が主流になっていくかもしれません。
ちなみに私はAG03を使ったことはありますが、
所持していないのでちゃんとしたレビューみたいなことは書けません。
使っている人はあんまりAT2020との相性が良くないと言ってたりしますが、
通話とか配信の音を聞いてる感じだとそんなに悪いようには思えません。
あくまでも値段相応というか、厳しめに言っても
初心者帯の音ぐらいで、その中ではまあまあのレベルなんじゃないでしょうか。
私はそんなに悪いようには感じてません。
とりあえず買ってみてもいいのではないか、という印象です。
そんなAT2020なのですが、実は友人に譲ってしまって手元にはありません。
というのも新しいマイクを購入したからです。
それが「Vanguard V4」です。
見た目のカッコ良さと海外のレビューを見て
一目ぼれして買ったマイクなのですが
これがなかなか良いのです。
私が購入したときは55,000円ぐらいだったのですが、
値上がりして手が届きづらい金額になってしまっています。
音はほんとにいいです。素人の私には豚に真珠という感じで
全然使いこなせてないのですが、
購入したことに悔いはないと思える一品でした。
デメリットはもっといい音を録れるマイクはないかと
上位機種が気になってしまうぐらいで、
他は文句のつけようがないです。
とりあえず私が現在も使用しているI/OのUS-144MK2と
相性が悪いというか、流石に古い機種なので
買い換えないとVanguard V4を生かしきれないかもなあ
と、考えています。
音響機器は初心者帯の製品を買ったら、
次は中級者帯ではなく「U87Ai」などの上級者帯の製品を買った方がいい
だなんて言われますが、
私が今まさにその状況にあるのかもしれません。
Vanguard V4も上級者帯のマイクとは言えないのかもしれませんが、
質はかなりいいので
それに見合うI/Oの購入を検討しています。
今後は動画配信をメインにマイクを使いたいので
「GO XLR」とか欲しいんですけど、
音質がどうなんでしょうね。。わかんない。
動画のレビューを見てる感じAG03と大差ないようにも思うのですが。
マイクプリアンプとか別で使えばいいんでしょうか。
そこらへんは使ってみたことがないので試してみてもいいかもしれませんね。
とりあえず、私の購入したことのあるマイクの紹介と
とりあえず脳死でマイク買いたいならAT2020がおすすめだということで
終わりたいと思います。
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